煮立った煮汁に、素材(ちりめん、こうなご、牡蠣は生のまま)をざっといれます。うまみがちゃんとからむようにかき混ぜます。
煮汁がなくなるまで煮上げます。ここではまったく目が離せません。熱いのもがまんでかきまぜ続けます。
主原料はもちろんのこと、調味料も厳選したものを使っています。浜与自信作の佃煮です。
答志島は伊勢湾の入口にあり、鳥羽から市営定期船で20~30分で着く人口3000人弱の細長い小さな島です。島のほとんどの人々が漁業関係で働く、まさに海の恵みと共に暮らす島であり、海女さんが今もサザエやアワビを素もぐりで捕っています。 島では八幡さまの大漁祈願祭、寝屋子(ねやこ)といった祭りや共同生活の独自の文化が伝承され、自然とうまく暮らしていく知恵にあふれています。